Q: エサやり体験以外のエサはなんでしょうか
A: チモシーや草食動物用のペレットを与えています。
また、ミネラル補給として鉱塩(コウエン)を(自分たちで必要な分)摂れるようにしています。
Q: ヒツジはいつもおとなしいですか?怒ったりすることはありますか?
A: 非常におとなしく、温厚な性格で、怒ることはめったにないです。
また臆病な性格で、向かっていくとすぐ逃げます。
Q: ヒツジが喜んでくれる触り方はありますか?それともエサやりの際は触らない方がいいのでしょうか…
A: エサやりの時も触って大丈夫です。たくさん触ってあげてください。
ただ、何かの拍子で逃げた場合は、追いかけないでください。いったん”逃げるスイッチ”が入ると、ずっと逃げ続けます。
Q: ヒツジの毛刈りについて、苦労話などがあれば教えてください。また、毛を刈った後、ヒツジは寒くないのでしょうか?
A: 毛刈りは夏場の熱い時期を迎える前の5~6月に行います。また、1年に1回しか刈らないため、刈る時はモコモコです。ですので、手探りで皮膚と毛の境界線を見極めるのがなかなか難しいです。
1番大きい子が80キロ超えていますので、その子を横にしたり、起こしたりするのがとても苦労しました。
冬には大分仕上がって(笑)いますね。今の時期だと刈ってから7~8㎝くらい伸びていて、実際に刈る時には10㎝くらいになっています。
Q: 見分け方や、性格の違いなどを教えてください
A: 若い個体(マフィン・シフォン・ホイップ)には、元々イヤータグが付いていたのでそのまま残しています。14番シフォンはおっとりで、4番マフィン、99番ホイップは元気です。エサやりの時には率先してガツガツ食べます。
ハスキーは唯一のオスでおじいちゃんです。ケンカをするわけではないですが、少し浮いてしまっています。のりりんはこの中の最高齢で(高齢のため)目が白内障になっています。ほぼ見えていないのですが、機嫌がいい時はこっちに来てくれます。
(エサやりのときに外に出ているのが)リンカとフウカで、この2頭はとても見分けにくいです。リンカのほうが顔が白く、フウカは顔と耳あたりに黒い点々が多いです。この2頭はベテラン組なので、エサやりの時は愛嬌ふりまいてくれます。
Q: ガイドや公式情報に載せていないことで、何かとっておきの情報があれば教えてください
A: ヒツジの毛刈りですね。ほぼ全頭そのシーズンが来たらイベントとして行います。ヒツジの毛刈りを見たいという方いましたら、ぜひ見てほしいなと思います。お客さんの目の前でブルーシートを敷いてやるので、よく見えるのでいいんじゃないかなと思います。
Q: 臆病な性格だということですが、ライオンの声(場所が近くてよく聞こえる)におびえたりしませんか
A: ここのヒツジたちは日本で生まれているので、ライオンの鳴き声を聞いても怖がりません。ここにいる子たちだけかもしれませんが、怖がらないです。
インタビュー日:平成29年12月12日(火)