『撮っておき!のんほいフォトアワード2024』を開催します!今年ものんほいパーク盛り上げ隊!が主催させていただくことになりました。関係のみなさま、ありがとうございます。
本フォトアワードは、メールアドレスさえあればどなたでもご応募いただけます!昨年と同じく、2025のんほいパーク公式カレンダー用写真の選出も同時に行います。みなさんのご応募をお待ちしております!
詳細につきましては、次の特設ページをご覧ください。
のんほいフォトアワード2024 特設ページ
![](https://moriagetai.sozo.ac.jp/home/wp-content/uploads/2024/07/photoaward2024poster-724x1024.jpg)
オスのダーナなんですけど、ダーナはうちの動物園で長い間飼育されている個体で、性格は繊細な性格で新しい場所とか物に対しては慎重に行動する性格です。人が気づかない細かい餌なども発見して器用に鼻先で取ることができます。
アーシャーはとっても賢い子で、鼻の届かないところ、例えば天井だったりとかにあるものも道具、長い棒なんかを使って取ったりとか、悪戯することがたまにあります。
次にチャメリーは、食欲旺盛というか、食いしん坊、食い意地を張っている?(笑)そんな感じの性格で、他の個体のごはんも結構横取りするような食いしん坊な性格ですね。
インドからきた3頭ですね、チャンパカとバヴァーニ、ドローナが3頭で夜間と日中も一緒に過ごしているんですけど、結構3頭とも仲良くて、一緒に遊んだりとか一緒に過ごしている姿が見られます。
うちは6頭のゾウを飼育しているので、ゾウ同士のコミュニケーションですね。
同じ場所には出ていないですけど、他の個体に鼻を伸ばしあってやり取りというか、コミュニケーション取ってる姿がおすすめですね。
(柵で)区切られているんですけど、ダーナとドローナ達、チャンパカとバヴァーニは鼻でヤーヤーやってる姿が見られるのでおすすめかなと思います。
ゾウは主に乾草ですね。チモシーを与えています。
季節によって園外の河川に生えているセイタカヨシとセイバンモロコシ、あと西園の駐車場の横に畑があるんですけど、そこで育てた牧草のイタリアンライグラス、あと竹とシラカシの枝です。
キリンにシラカシをあげているんですけど、キリンは葉っぱしか食べないので残った枝の部分を与えてます。
また、トレーニングをするときは、にんじんとりんご、さつまいもをあげています。
好き嫌いありますね。たまにしかあげないんですけど全頭共通してパイナップルが好きです。
ダーナはイモが嫌いです。サツマイモが嫌いなのでダーナはイモはあげてないです。で、ほかの子たちは基本的にイモが結構好きな子たちが多いですね。
体重測定は行っていません。体重計がないので行っていないです。
ただ、定期的にボディコンディションスコアっていう体型の9段階のスコアの表を、ファンの全員(7人)で照らし合わせて、今が何番か、例えば、スコアが5くらいだなっていうのを見合って身体の肉付きとかを見ています。
それで、太ってるか痩せてるか判断しながら餌の量の調整とか行っています。
そうですね、結構わかりやすくて、今あの腰骨のあたりとかちょっと凹んでいるのわかると思うんですけど、あそこらへんが餌が多い時期は結構ふっくらしてきたりとかします。
ダーナもチャメリーとペアリングの際は、餌ほとんど与えないときがあるんですけど、そうするといつもスコアが5か6くらいのスコアを維持しているんですけど、ペアリングの時は餌を切るのでスコアが3~4とかになったりとか、結構わかりやすく出るのでそういうのを参考にしています。
そうですね…、職員を見分けているなというのは感じますね。懐いているというよりかは、ちゃんと職員一人一人を認識しているなという風に思います。
トレーニングは毎日2回行っているんですけど、ゾウに慣れてからトレーニングを行うので、ゾウを担当になって1年目は何もゾウに触れることなく掃除とかエサの準備とかやりまして、2年目から餌をあげたり段階を踏んで、そして3年目からトレーニング少しずつ参加していくっていうような感じになるので、一人一人を覚えているのかなというようには感じますね。
かわいいと思うところは、ゾウは午後からメスの群れ4頭で大放飼場で飼育しているんですけども、本来野生ではメスの群れを作って暮らしている動物なので、結構コミュニケーションをとる姿が見られます。
中でもお互いの口にお互いの鼻を入れたりとか、あと、結構アーシャとチャメリーは基本的に一緒いたりとか、チャンパカとバヴァーニも姉妹のような関係で、本当にコミュニケーションをよくとる動物なのでそういった姿はかわいいなと思います。
あとは、バヴァーニですね、一番若い個体なんですけど、結構よく鳴いて鳴き声が聞ける子なんですけど。
バヴァ―ニは大きな音とか大きな鳥とかが近くに来るとびっくりして鳴くことがあるんですけど、大きな声で鳴いたときは、チャンパカが駆け寄ってきて…、「どうしたの?」って感じで走ってくることが結構頻繁に見られるので、そういうとこがかわいいなって思います。
困ったエピソードは…、うーん、さっき言ったようにチャメリーが結構食いしん坊で他の個体の餌をとったりしちゃうので、チャンパカとバヴァーニはまだ小さいので餌を横取りされている姿を見るのでそれは困っていますね(笑)
トレーニングですね。
足の裏を削ったりとか、耳の裏に針を刺して採血を行っているんですけど、そういう行為は職員からすればゾウ達を思ってやってることなんですけど(笑)、やっぱりゾウ達にとっては痛いし、嫌だなって思うところは多分あると思うので、ゾウ達のことを思ってやってるんだよっていうのを言えたら言いたいかなって思います。
部屋に帰りたいときは、自分の部屋の前で待っていたりすることは多々あります。
あとお腹が空くと、ご飯をあげる時間は大体決まっているんですけど、その時間になったりするとその場所で待ってるってことがよくあります。
見分け方は、看板も設置してあるのでそちらも見ていただければと思うんですけど、基本的には耳の形などで見分けることができます。
耳が綺麗な三角形だったりとか、上のほうが折れ曲がっていたりとか、アーシャだったらちょっとピンクぽかったりとかするので、そこが結構見分けやすいポイントかなと思います。
あとゾウ達6頭ごとかなり性格が違うので日中の行動を見て個体を見分けることもできます。
夏の間はですね、外にいても心地いい温度なので、夜間も外に出られるように寝室と外を行き来できるようにしています。
冬になると外は寒いので、収容前にご飯を置くために一度外出てもらって、待ってから室内に入ってもらったりとかします。
あとトレーニングをするのに、一度トレーニングして外に出てっていうのがあるので、パターンというといつも変わったりするので詳しくは言えないんですけど、トレーニングとか餌を置いたりする関係で行き来するようにはなってます。
ダーナとチャメリーは、チャメリーの発情のタイミングで定期的に行ってはいます。メスの発情は100日周期で来るので大体100日くらいのペースで二人を同居させてペアリングを行っています。
今回も11月の後半にペアリングを行って、交尾も確認できているんですけど妊娠は確認できてないので…ちょっと期待するような感じ(笑)ですかね。
ドローナとチャンパカとバヴァーニは日中と夜間も一緒にしてるので。そうですね、たまにちょっとマウントしてることあるんですけど、まだオスのドローナが練習中といいますか、練習でマウントしたりとかは見られます。
で、ダーナとチャンパカは…、多分ペアリングの可能性はないです。
チャメリーは、今横浜の動物園の方が月に1回こちらに来てくださって、いろいろケアしてくださっているんですけど。
そちらの方といろいろ話し合いながら進めているので、ちょっとまだ何とも言えない感じですかね。
そうですね、夕方になるとチャメリーはおなかが結構空いてきたり、イライラしているような感じですかね多分。なので、バヴァーニとかに対して攻撃的になる時があるんですけど。
そういうのをできるだけ忘れるために、細かく時間を区切って餌をあげたりとかで対策はするようにしてます。
これは、ちょっとわからないんですね。
何とも言えないんですけど、アフリカゾウはこういうのあるみたいなんですけど、うちはアジアゾウで、アジアゾウは血縁のメスの群れを作るのでない…何とも言えないですね(笑)すみません。
うちの動物園では堆肥にはしてないので、業者の方に処分してもらうようにしてます。
その後はちょっとわからないです。
お忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、貴重な情報を知ることができました。ありがとうございました!
インタビュー日:2023年12月12日(火)
ハッピイは慎重で繊細な性格をしていて、表情豊かなところが特徴です。
立ち上がって周囲を観察している姿と餌を食べるのにフィーダーを使っている姿がかわいいのでおすすめです。
餌は熊用のペレット、リンゴ、ニンジン、さつまいも、トマト、白菜、青梗菜、キャベツ、キウイ、ゆで卵などを上げています。
好きな食べ物は甘い果物と蜂蜜が好きです。嫌いなのはピーマンです。
夏と冬でペレットの量を調整してます。冬は多めにペレットをあげたり、ゆで卵でたんぱく質をあげて寒い冬を乗り越えるために脂肪をつけてもらっています。なので少し変化はありますね。煮干しは現在給餌していないです。
今は体重測定は行っていません。
野生動物なので懐くという感じはないです。ハッピイは慎重な性格なので大きな足音や背の高い男の人が苦手なところがありましたが、トレーニングをするようになってから近寄っても過度に驚いたりとか嫌がって逃げるようなことはなくなりました。
採血のトレーニングを行っています。
なんでも一口でパクっと食べてしまうところがかわいいです。
困ったところは寝室でゆっくり寝てることが多くなかなか外に出てくれないところです。
なかなか朝起きてくれないので、開園の9時に出てくれないときは「時間だよ」と言いたいです。
凍ることはほとんどないですかね。
1回薄い膜が張ることがありましたが凍ったりはしないので温度の管理はしていません。冬場は寒いので水に入らなくなるので大丈夫かなと思います。
水飲み場とプールの掃除は週に1回行っています。
マレーグマの生息地は熱帯雨林なので暑く、雨がよく降る地域なので短く水を弾くような毛が生えています。
木に登って生活することが多いので上りやすいように爪が長いのと、木の樹洞にいるアリなどの虫を捕る時に長い爪を使っています。
コンクリートで自然と削れています。
採血を行っているんですが、落ち着いてきたので様子をみて爪切りを進めていきたいと計画しています。
殺風景な放飼場なので、高低差をつけてできるだけ体を動かせるような環境にしています。
マレーグマは特に野生では高いところに上るので、櫓などを設置して本来の環境に近づけています。
夏は暑いのでシャワーミストを設置して暑さ対策をしています。
担当してからの2年は結構変化がありました。
慎重な性格なので、初めて見るものや担当者が苦手で、最初のころは獣舎に複数で人が入るだけで部屋の中を走り回ったりとか落ち着かないような様子があったんですけど、トレーニングを始めてからそういうことはなくなって、落ち着いて生活してくれています。
アマナは頭がよくて、おっとりしています。高齢なのもあるかもしれないのですが毎日ゆっくり過ごしています。
夏毛と冬毛で毛が生え変わるのですが、生え変わると別のクマかと思うぐらい生え変わるので是非見てほしいです。
あと、夕方ぐらいになると前のほうでテディベア座りをして、飼育員さんやお客さんを目で追う姿がかわいいので、ぜひお客さんに見てほしいところです。
エサは熊用のペレットとリンゴ、ニンジン、サツマイモ、トマト、白菜、青梗菜、キャベツときゅうりとゆで卵などですね。
アマナが好きなのは竹とかブドウですね。嫌いなのはバナナとピーマンくらいですね。
体重測定は行っていないですね。
アマナはおっとりした性格なので、どの飼育員さんが入ってもそんなに驚かないですね。
飼育委員さんが通ると目で追ったりしていますね。
制服を着ていない時でも声で反応してくれたりするので、そういう時は懐いてくれたなと思う瞬間ですね。
可愛いなと思う瞬間はやはり、ご飯を食べるときですね。大切そうにご飯を一口一口食べる所がすごくかわいいなと思いますね。
あと、夕方に前の方でテディベア座りをしているところが可愛いですね。
困ったところは朝起きてくれなくて、ずっと寝ているところですね。開園時間には起きてほしいなと思うのですがなかなか起きてくれなくて困ったなと思います。
ハッピイと同じになってしまうのですが朝起きて寝床から出てくれない時に、会話できたらなと思いますね。
管理は特にしていないですね。凍ったりはしないですが水回りは週1で掃除をしています。
冬場は気温が高い日は冬場でも水浴びはしますね。
日差しや気温が高い日は今日みたいに水浴びはします。ただやはり、夏場に比べると水浴びの回数は少なくなりますね。
しています。両前手と左の後ろ足を終えて、今は右の後ろ足を頑張っているところです。
なんとなくですけど左利きだと思うので…前足も後ろ脚もどっちも左から進めたので、なかなか右を使うことが少なく、特に後ろ足なのでスムーズには進んでいないです。
そうですね。専用のスペースがないので、中に入って簡易的にスペースを作って「ここに手を出してね」と指示すると爪を出してきて切っています。
最初のころは2か月くらいで成功しましたね。
トレーニングを1回もやったことなかったんですけど、2か月で成功できたので飲み込みが早いのかなと思いました。
殺風景な放飼場なので高低差をつけてできるだけ体を動かせるような環境にしています。
夏は暑いのでシャワーミストを設置したりヒグマの展示場は一面コンクリートなのでウッドチップ敷いて暑さ対策をしています。
高齢ではあるんですけど、他の動物園ではあと10年くらいは元気に生きてる個体もいますので、高齢だからといって特別な対応は特にはしていないです。ただ、現在の筋肉量とか手や足の可動域を現状維持できるように櫓を立てました。また、黄色のフィーダーに餌を設置しているんですけど、そういったところで運動量を確保して筋肉の低下をしないように工夫をしています。
今はしていないですね。
夏はコンクリートにウッドチップを敷いて暑さ対策をしています。
水も毎日入ってくれていますし、外でもいいのかなと思います。あと、動くようになるので足に負担がかかるので定期的に爪切りをして伸びすぎないようにしています。
通路を挟んで見えますがお互い干渉している姿は見たことがないですね。特に気にしていない様子です。
アマナだと思います。
トレーニング中新しいことを行うときにアマナは首を傾げながらやっているので、よく考えながらやってくれているのかなと思います。ハッピイは餌に夢中なので、餌をもらえるような動きを偶然して餌をもらっていて、その動きばかり何度もしているところがあるのでアマナのほうが頭がいいと思います。
ピーマンが苦手です。他はいつも決まったものをあげているので特に残さず帰っていきます。
お忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、貴重な情報を知ることができました。ありがとうございました!
インタビュー日:2023年12月12日(火)
2023年度(12代目)のんほいパーク盛り上げ隊!は、のんほいパーク内の飲食店(出店)に対してインタビュー取材を行い、お店の情報や「いち押しメニュー」を味わった感想等をSNSで発信してきました。
このたび、今年度の取材の記録をまとめたWebページを作成して公開することになりました!
のんほいパークにお出かけの際には、ぜひ本ページの内容をチェックして、何を食べようかと悩んでみてください!(盛り上げ隊!おすすめメニューといった情報も掲載しています!)
取材にご協力くださった飲食店のご担当のみなさま、ありがとうございました!
うーん、爬虫類と両生類共通で「なつく」といったことはあまりないですね。でも、エサをあげる時などに「慣れてきたな」と感じることはありますね。最初は食べてくれないときもあったりしたんですけど、だんだんと食べてくれるようになったりします。
ただやっぱり「なつく」といった感じではないですね(笑)
カエルは結構可愛いですね。エサは週に2回与えるんですけど、エサを食べるときは…可愛いです(笑)。いつも手差しでピンセットを使って与えんですけど、パクっと食べてくれる姿が可愛いなと思います。
もちろん他の、カメとかヒョウモン(トカゲモドキ)とかも、エサを食べている姿は可愛いですね。
そうですね…爬虫類とかあまり動かないので(困ることは)そんなに無いですね。
たまに(エサを)食べないときとかがあって、口にエサを持っていくと嫌がって口をすぼめたりするので(食べないのは困るけど)…その姿は可愛い。
ご飯を食べて欲しいので…。
そうですね。カエルとかは体重測定をしたりするので。腰の骨とか浮き出てくると「痩せたな」と思うんですけど。そんなときでも…1,2週間全然食べてくれない時とかあって、そういう時は「食べて欲しいな」って話せたらいいな、と思います。
ワニは結構じっとしていることが多いですね、たまに「ホンモノ?」「生きてるの?」なんて声を頂いたりもします(笑)給餌の日は結構機敏に動きますし、プールに入っているときも二足歩行で泳ぐ姿を見ることもできます。
そうですね、火曜日がエサやりの日なのでちょうどいいかもしれないですね。
なかなか見ることができないかもしれませんが、やはりプールに入っているときは良く動くので、その姿は1度見てほしいですね。泳いでいる姿とかも見ることができるので、おススメかなと思います。
ワニはウズラを与えています。「中抜け」といって内臓を処理したものを週に1回与えています。それ以外にはあげていないので、好き嫌いはわからないですね(笑)。
そうですね、私たちの班が担当になってから2年が経ちますが、その間はウズラだけですね。
現在はワニの体重測定は行っていませんね。
そうですね、結構軽いんじゃないかな。体重は35~6㎏くらいだと思いますね。
給餌が火曜日と決まっていますが、時間帯は決まっていないので何とも言えませんね。タイミングが合えば結構動いている姿を見ることができます。ただ、週に1回しかエサやりはしていないので、見るのは少しレアかなと思います(笑)
そうですね、また日中もどの時間帯で動くとかはあまりないので、やはり基本的にじっとしていますね。たまにプールに入っているときもありますが、基本は動かないですね(笑)。
室温は25~30℃で設定しています。水は特に設定していないですね。
そうですね、普通の冷たい水を使用しています。
歯の生え変わりは確認できたことがないです。掃除をしている時も歯が落ちているのを見たことがないですね。
意外と抜けていないんじゃないかなと思いますね(笑)
ワニは普段からあまり動くことがないので、細かい変化に気付けるように日々観察をするようにしています。
爬虫類全般ですが、じっとしている時が多いですね。よくお昼寝もしています。
ゲージ内の床材が砂なんですけど、この砂が乾燥しすぎないように湿度を保っています。
そうですね、だいたい温度が25℃~30℃、湿度が20~30%になるように設定しています。
のんほいパークでは爬虫類や両生類でペットとして人気のある種を飼育・展示することで、爬虫類自体に興味を持っていただく入口になるよう展示をしています。
そうですね、ホントに可愛いですよね(笑)
ペットとしても飼えるということを知ったり、爬虫類に興味を持っていただけたら嬉しいです。
やはり温度や湿度が重要だと思うので気を付けてあげたほうが良いと思います。ただ、餌などは週に何回かで大丈夫なので、飼いやすいかなと思いますよ。
現在はイエコオロギの生餌を与えています。食べない時などもありますが、その際は後ろ足を取るなどをしてあげています。
体重測定は行っています。計測の際は小さい「はかり」を使用しています。
大体78~82gですね。
(はっきりしたことは)わからないですね(笑)
ずっと見れているわけではないですし、夜間等もカメラを設置していたりとかはしないので。日中ちらっと見るくらいですが、そんなに決まったサイクルがあるわけではないと思いますね。
そうですね(笑)
ただこの子はあまり動かないですし、寝ていることがほとんどですが。
脱皮はしております。おそらく来園者の方も見ることができると思います。脱皮の前は肌の色が白くなっていきます、それが脱皮の合図ですね。
脱いだ皮は多分食べていると思います。回収したりなどはしていませんね。
自分で脱ぐことができるので、特にお手伝い等もしていませんね。
ないですね。
教育目的で飼育をしているので、今のところ繫殖の予定はありませんね。
アマガエルは3匹いるのですが、いる位置が大体決まっていて、1匹はこのあたり(手前左上)にくっついていて、1匹は壁に張り付いていて、1番大きい個体はこのあたり(岩の陰)に隠れていたりします。葉っぱの上に載っているときもたまにあります。
サンショウウオはわりと落ち葉の下だったり、木陰に隠れていることが多いです。じーっと見ていたら見つけられます(笑)
のんほいパークでは冬眠はさせないようにしています。普段から高めの温度(約23度くらい)で管理しています。
発することはあります。ただ…時間帯は特に決まっていなくて、ランダムですね。特にトノサマガエルやアマガエルは鳴くことが多いですが、時間は決まっていないです。
繁殖の予定はありません。爬虫類と同じく、教育目的で展示をしているので考えてはいません。
のんほいパークのカエルは7種類います。種類ごとに大きさだったり、模様や野生での環境も違っているので(種類ごとに)展示の仕方を変えたりしています。
カエルや両性類は身近にいる動物で、のんほいパークの子達も東三河近辺で捕獲したものを展示しているので、身近な動物ではあるんですけど、こんなに近くで見ることは日常生活でないと思いますので、ガラス越しではあるんですけど、よく目の前で見てほしいです。
どの個体もコオロギ(イエコオロギ)を与えています。
大きい個体、ウシガエルとかはデュビア(ゴキブリ)を与えています。好き嫌いはそんなにないです。
コオロギしかあげていないので…好き嫌いというか食べたくない時がたまにあるので、そういう時はコオロギの後ろ足をとってあげたりしています。
(保全活動は別の班がやっているのですが…)そのような流れであっています。
別の場所に放流するのは、別の種がその場所にいるようなことがあったり、そこにいる虫や植物に影響が出てしまったりするので。なので、のんほいパークでは別の場所への放流はやっていないです。元の場所に放流します。
お忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、貴重な情報を知ることができました。ありがとうございました!
インタビュー日:2023年12月12日(火)
どこもやっていると思いますが、麻袋とかを置いたりしています。麻袋はあのように(擬木の)上にかけたりもします。
爪研ぎの丸太等を置いてあげたりとかしていますね。
自分の匂い付けをしたりして、寝床にもなります。
ステルの場合だとこの麻袋の中に入ったりもして、なんかちょっと被ってるみたいな感じの時もあるので、ステル自身はちょっと気に入っているのではないかなと。
あとまだちょっと試しては無いんですけど、ライオンとかでよくあるような草食動物の匂いをつけた状態で入れてみても面白いんじゃ無いかなとは思っていて、後々やってみたいなと思ってますね。
そうですね、ボールとかは今のところは入れてはないですね。
ブイとか入れても面白いのかなあとは思うのですが、ちょっと展示場的にガラスっていうのが怖い部分ではあって、やっぱり傷ついたりとかあると困るので、あまりちょっと大掛かりなものは入れられないですね。
ステルの場合だと、収容の時…中でご飯をあげてるんですけど、収容した後にほぼ確実に、なぜかこっちを向いてシャーって言いますね(笑)。入った瞬間に、餌食べる直前とかに…食べて隙が生まれるからそれが嫌なのかわからないですけど。
まあほぼほぼ確実にシャーって。
案外結構威嚇多いですね、ステル自体は。
この夜行性館に入る率が高い飼育員が自分ともう1人いるんですけど、同じ班でもたまにしか入らない人とかだと、収容や放飼の時に部屋から出ていかなかったり入らなかったりとかが結構あるので、警戒心は強いと思いますね。
一応三種類で、馬肉と鶏胸肉(にわとりの)、ひよこ(普通のにわとりの)です。
冷凍のひよこををあげていて、大体ひよこか鶏胸肉の二種類のどっちかが好きっていう感じですね。馬肉はそこまで(食いつきはよくなくて)、一番最後に残して食べるような感じです。まあ(馬肉も)完食はほぼしていますが、順位的には鶏胸肉とひよこのどっちかが一番好きなんだと思います。後、ひよこはほぼ確実に頭から食べますね(笑)。
夏場とかはちょっと落ちやすいのかな。エアコン管理はしてあるんですけど、やっぱ若干温度が上がるっていうのもあるのか、まあ夏に残す事があるかな~と感じています。
すごい大々的にバサーっと抜けることはないんですけど、一応抜けてることはあります。生え変わり自体もありますね。
朝イチですね。放飼直後に結構鳴いて、鳴き声自体は一応「にゃー」って感じです。
外からも一応聞こえるくらい大きさだとは思います。結構ガッツリ、朝イチの出てすぐはよく鳴いてますね。
特有か…(笑)。お客さんを結構観察はしてます。
じっくりじーっと眺めるくらいはしますし、他のところももしかしたら同じかもしれないですけど、とりあえずそんな感じですかね。
職員が通った時とかは絶対目で追ってます。
多分、出入りしている音とか聞こえてるので。それもあってよく反応しますね。あとは制服姿では認識してるのもあります。
大体自分たちはここ(サーバル部屋の横の扉)を通ってミーアキャットに餌をあげに行くんですけど、その時に絶対目でじーっと追ってくるんで。
まあ多分認識はしてますね。ただ何もないなっていう。
そうですね、明るい時間帯…夜行性館がまだ明るい時間帯なので、9時半までに来てもらえれば、結構動き回っている姿が見られます。真ん中の擬木の上の方まで登ったりとか、よく見ますね。
たまに朝お客さんに構ってもらってて、ガラス越しにお客さんの手にタッチして立ち上がってる姿とか何回か見たことあるので、明るい時間帯だったら結構活発に動いている姿を見れるんじゃないかなと。
(ここからはSNSに送られてきた質問です。)
ちょっと今の獣舎だともう一頭飼うっていうのが厳しいので、まあ新しく改修案とかでサーバル専用の獣舎ができたりとかしたら、率先的には新規個体のオスはお迎えはしたいなとは思ってるんですけど。まだ未定ですね。
スペースもこの大放飼場(展示場)とあと寝室の2部屋しか今ないので。ここの園の方針で、特定動物と人は別々の空間に絶対にいなきゃいけない、まあニホンザルみたいな例外はあるんですけど、一応そういうことにはなっています。
サーバルは特定動物なので、入らずに掃除とかできるような仕組みの獣舎じゃないとダメなので。
放飼してる時は中には入らなくて、収容した後に最後掃除するような感じになります。同じ空間には入らないようにしています。まだ昔はペットとして飼えたみたいですけど、今はダメなので。
威嚇の時の顔…とか。まあ猫もそうですけど牙がしっかり見えて…やっぱり大きい牙してますし、威嚇の姿を見ると、やっぱり野生だなっていうのはよく感じますね。
一緒の空間に入っていないのでそれはないですね。
(追加で質問しました。)
ビタミンの添加自体は今のところは特にはしてないですね。たまに猫草とかはあげたりしますけど。
添加剤は…あげている園館もありますけど、今のところうちではそれで支障が出ているということはないですね。
そうですね。猫自体は…キャットフードとかってタウリンとか絶対入ってないといけないので。その辺は、生肉なのでビタミン系も壊れないので大丈夫です。加熱することでビタミンは壊れちゃうので。
これといっては、ですね(笑)。
まあほんとだったら外で飼ってあげたいなとは思ってるんですけどね。
そうですね。多摩動物公園とかとべ動物園とか外で飼ってるんですけど、ちょっとここの獣舎だと作り的には厳しいですね。
…夜行性動物館ってことで昼夜逆転もしちゃっているので…。ここから太陽光が射しちゃったら他の動物に影響が出る可能性があるので。
一応、哺乳類自体はそこまで必要じゃないですね。…一応紫外線灯とかはついていますけど。
爬虫類とかみたいにくる病とかまでは至らないですね。
哺乳類自体くる病にはなりにくいので。
お忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、ありがとうございました!
※2023年3月1日、サーバルのオス、しょう君が神戸どうぶつ王国からのんほいパークに仲間入りすることが発表されました!楽しみですね!
インタビュー日:2023年1月17日(火)
動物データベース:
サーバル
砂漠の方に住んでる動物たちなので、なるべく近づけるように、床材としてを砂を敷いてあげてます。この砂自体も定期的に入れ替えてあげてます。
また、たまにフィーダーという竹に穴を少し開けてその中に好きなものいれて転がしてあげると、コロコロ転がして遊んだり、遊びながら餌を食べれるというようにしていますね。
川砂です。購入していますね。
フェネックは穴掘りをする動物なので、その穴掘りしている姿から野性を感じますね。
他には、普段はエサ皿にミルワームを入れてあげるんですけど、ばら撒いてあげることで、探させる行動をさせている時に、音を聞いて耳を傾げていたりというようなところ等に野生動物本来の動きを見れますね。
ミルワームもあげてますし、鶏むね肉、馬肉のミンチ、鶏頭の水煮、リンゴ、煮たサツマイモ、煮たニンジン、小松菜、キャットフード、コオロギですね。
キツネとかのイヌ科の動物で、イヌ科自体雑食の動物なので、煮たニンジンとか小松菜とかも残さずにほぼほぼ食べますね。
コオロギか鶏頭の水煮あたりは嗜好性は高いかなとは思います。馬肉はその次くらいかな。
キャットフードの方が、(ドッグフードより)タウリンなど栄養価が高くなっていたりするので。嗜好性の面でもドックフードよりも高いかもしれないです。
フェネック自体、結構鳴いてますね。「ワンワン」と鳴くこともありますが、表現しづらい鳴き声のときもあります。
「キャキャキャキャーン」みたいな感じですかね。(笑)
朝イチとか、明るい時間帯は鳴かないですね。
餌をあげるタイミングで、待ってるときに鳴いたりします。
フェネックたちは餌の時間(10時すぎとか)がわかっているので、扉の前でスタンバってガガガガってやってるときに鳴いてます。
尻尾を振るということは無いですかね。
警戒のときにシュンッて丸めているときはあります。
犬だったら撫でてあげたら喜んで尻尾を振るなどしますが、そもそもそういったことをしていないので喜んで(尻尾を振って)いる姿なども見ないですね。
展示開始…練習の時は、やっぱり警戒はしていましたね。
ただ、ガラス1枚あるということが彼らにはわかっているので、基本的にはもう警戒はしていなくて、手前のところで走り回ったりしていますね。
どちらかというと、アミが結構警戒心強くて、人が入ってくると巣箱の下にシュンッって入ってたりだとか、逃げはしないけど若干警戒して、奥の擬岩の上に上がっているときに縮こまって(ネコが威嚇するような背中を丸めて)、こっちをジーーーーッと見つめてくることはあります。
捕獲するときとかは警戒しますね。本当は体重測ったりしてみたいんですけど…。
認識はできてるとは思います。特に、何かしてくるということはないので警戒はしてない感じではあります。向こう(ガラスの内側)からはこちらが見えているので。
肉体的には力仕事などで大変だなと感じますが、好きでなった仕事なので辛い、大変だと思うことはありませんね。
やりがい自体は…フェネックとかは、ここ数年繁殖が上手くいっていないので、成功させるために餌を変えたりだとか、ブリーダーやフェネックの繁殖が上手くいっている方に話を聞いたりとか、フィーダーとかで動物の野生本来の動きをさせたりとか、ということについて「いかにさせるか」を考えることにやりがいを感じますね。
(次はSNSに送られてきた質問です。)
繁殖が上手くいっていたときと比べて、特に餌を変えたりとかはしていないですね。成功させるために試行錯誤はしてます。
(追加で質問しました。)
指定して入れているわけではないので、人によって気が向いたときや余裕あるときに入れていますね。
このくらいの太さ(ピンポン玉くらい)の竹に穴開けてミルワームを入れるだけなので、そんなに太いのものではないです。
竹を節ごとに切れば横に穴が開かないので、転がさないと側面の穴からミルワームが出てこないようにしています。
ミーアキャットとかは、常時ぶら下げています。
一応は見えてはいるはずです。
ツチブタのところを掃除していると結構目が合うので、見てはいると思うんですけど。それなりに年数が経っているので見慣れていると思います。
「隣にいるな」というのは感じていると思います。隣同士ぐらいだったら鳴き声自体も聞こえているとは思います。
ツチブタが一番楽で、一番時間がかかるのはコウモリですね。
餌を作ったりという点で、コウモリが一番頭数が多いので。歯石などのことを考えると餌は大きめの方がいいんですが、全員に行き渡らせるために細かく切るので時間がかかります。あと、コウモリは空腹の時間があるとまずいので、午後にバナナを追加したりなどもそのためです。
サーバルは楽ですね。ストックで肉を準備しておけばいいので。
フェネックも(餌の)種類が多いので時間がかかりますが、やっぱりコウモリですね。
お忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、ありがとうございました!
インタビュー日:2023年1月17日(火)
動物データベース:
フェネック
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)はこの3月、「【3月限定】春は学生が無料!学生限定イベント『キャンパスDAY』」を開催します。このイベントは、大学生(大学院生)・短大生・各種専門学校生・高校生を対象としたもので、学生であれば入園料や自然史博物館大型映像の観覧が無料になる期間限定の企画です。卒業生にはさらに追加特典があります!
私たちは、今年も『キャンパスDAY』イベントのポスター制作について協力させていただきました。この機会に、多くの学生のみなさんにのんほいパークを楽しんでいただけたらと考えています!