今年ものんほいパーク盛り上げ隊!(三輪・山口プロジェクト)が主催させていただいた『撮っておき!のんほいフォトアワード2023』(第8回目)は、9月末をもって募集を締め切りました。多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
フォトアワード2023受賞作品については、特設サイトにて発表しています。ぜひご覧ください!
また機会がありましたら、ご応募いただければ幸いです。今後ともよろしくお願いします。
フォトアワード2023特設ページ

どこもやっていると思いますが、麻袋とかを置いたりしています。麻袋はあのように(擬木の)上にかけたりもします。
爪研ぎの丸太等を置いてあげたりとかしていますね。
自分の匂い付けをしたりして、寝床にもなります。
ステルの場合だとこの麻袋の中に入ったりもして、なんかちょっと被ってるみたいな感じの時もあるので、ステル自身はちょっと気に入っているのではないかなと。
あとまだちょっと試しては無いんですけど、ライオンとかでよくあるような草食動物の匂いをつけた状態で入れてみても面白いんじゃ無いかなとは思っていて、後々やってみたいなと思ってますね。
そうですね、ボールとかは今のところは入れてはないですね。
ブイとか入れても面白いのかなあとは思うのですが、ちょっと展示場的にガラスっていうのが怖い部分ではあって、やっぱり傷ついたりとかあると困るので、あまりちょっと大掛かりなものは入れられないですね。
ステルの場合だと、収容の時…中でご飯をあげてるんですけど、収容した後にほぼ確実に、なぜかこっちを向いてシャーって言いますね(笑)。入った瞬間に、餌食べる直前とかに…食べて隙が生まれるからそれが嫌なのかわからないですけど。
まあほぼほぼ確実にシャーって。
案外結構威嚇多いですね、ステル自体は。
この夜行性館に入る率が高い飼育員が自分ともう1人いるんですけど、同じ班でもたまにしか入らない人とかだと、収容や放飼の時に部屋から出ていかなかったり入らなかったりとかが結構あるので、警戒心は強いと思いますね。
一応三種類で、馬肉と鶏胸肉(にわとりの)、ひよこ(普通のにわとりの)です。
冷凍のひよこををあげていて、大体ひよこか鶏胸肉の二種類のどっちかが好きっていう感じですね。馬肉はそこまで(食いつきはよくなくて)、一番最後に残して食べるような感じです。まあ(馬肉も)完食はほぼしていますが、順位的には鶏胸肉とひよこのどっちかが一番好きなんだと思います。後、ひよこはほぼ確実に頭から食べますね(笑)。
夏場とかはちょっと落ちやすいのかな。エアコン管理はしてあるんですけど、やっぱ若干温度が上がるっていうのもあるのか、まあ夏に残す事があるかな~と感じています。
すごい大々的にバサーっと抜けることはないんですけど、一応抜けてることはあります。生え変わり自体もありますね。
朝イチですね。放飼直後に結構鳴いて、鳴き声自体は一応「にゃー」って感じです。
外からも一応聞こえるくらい大きさだとは思います。結構ガッツリ、朝イチの出てすぐはよく鳴いてますね。
特有か…(笑)。お客さんを結構観察はしてます。
じっくりじーっと眺めるくらいはしますし、他のところももしかしたら同じかもしれないですけど、とりあえずそんな感じですかね。
職員が通った時とかは絶対目で追ってます。
多分、出入りしている音とか聞こえてるので。それもあってよく反応しますね。あとは制服姿では認識してるのもあります。
大体自分たちはここ(サーバル部屋の横の扉)を通ってミーアキャットに餌をあげに行くんですけど、その時に絶対目でじーっと追ってくるんで。
まあ多分認識はしてますね。ただ何もないなっていう。
そうですね、明るい時間帯…夜行性館がまだ明るい時間帯なので、9時半までに来てもらえれば、結構動き回っている姿が見られます。真ん中の擬木の上の方まで登ったりとか、よく見ますね。
たまに朝お客さんに構ってもらってて、ガラス越しにお客さんの手にタッチして立ち上がってる姿とか何回か見たことあるので、明るい時間帯だったら結構活発に動いている姿を見れるんじゃないかなと。
(ここからはSNSに送られてきた質問です。)
ちょっと今の獣舎だともう一頭飼うっていうのが厳しいので、まあ新しく改修案とかでサーバル専用の獣舎ができたりとかしたら、率先的には新規個体のオスはお迎えはしたいなとは思ってるんですけど。まだ未定ですね。
スペースもこの大放飼場(展示場)とあと寝室の2部屋しか今ないので。ここの園の方針で、特定動物と人は別々の空間に絶対にいなきゃいけない、まあニホンザルみたいな例外はあるんですけど、一応そういうことにはなっています。
サーバルは特定動物なので、入らずに掃除とかできるような仕組みの獣舎じゃないとダメなので。
放飼してる時は中には入らなくて、収容した後に最後掃除するような感じになります。同じ空間には入らないようにしています。まだ昔はペットとして飼えたみたいですけど、今はダメなので。
威嚇の時の顔…とか。まあ猫もそうですけど牙がしっかり見えて…やっぱり大きい牙してますし、威嚇の姿を見ると、やっぱり野生だなっていうのはよく感じますね。
一緒の空間に入っていないのでそれはないですね。
(追加で質問しました。)
ビタミンの添加自体は今のところは特にはしてないですね。たまに猫草とかはあげたりしますけど。
添加剤は…あげている園館もありますけど、今のところうちではそれで支障が出ているということはないですね。
そうですね。猫自体は…キャットフードとかってタウリンとか絶対入ってないといけないので。その辺は、生肉なのでビタミン系も壊れないので大丈夫です。加熱することでビタミンは壊れちゃうので。
これといっては、ですね(笑)。
まあほんとだったら外で飼ってあげたいなとは思ってるんですけどね。
そうですね。多摩動物公園とかとべ動物園とか外で飼ってるんですけど、ちょっとここの獣舎だと作り的には厳しいですね。
…夜行性動物館ってことで昼夜逆転もしちゃっているので…。ここから太陽光が射しちゃったら他の動物に影響が出る可能性があるので。
一応、哺乳類自体はそこまで必要じゃないですね。…一応紫外線灯とかはついていますけど。
爬虫類とかみたいにくる病とかまでは至らないですね。
哺乳類自体くる病にはなりにくいので。
お忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、ありがとうございました!
※2023年3月1日、サーバルのオス、しょう君が神戸どうぶつ王国からのんほいパークに仲間入りすることが発表されました!楽しみですね!
インタビュー日:2023年1月17日(火)
動物データベース:
サーバル
砂漠の方に住んでる動物たちなので、なるべく近づけるように、床材としてを砂を敷いてあげてます。この砂自体も定期的に入れ替えてあげてます。
また、たまにフィーダーという竹に穴を少し開けてその中に好きなものいれて転がしてあげると、コロコロ転がして遊んだり、遊びながら餌を食べれるというようにしていますね。
川砂です。購入していますね。
フェネックは穴掘りをする動物なので、その穴掘りしている姿から野性を感じますね。
他には、普段はエサ皿にミルワームを入れてあげるんですけど、ばら撒いてあげることで、探させる行動をさせている時に、音を聞いて耳を傾げていたりというようなところ等に野生動物本来の動きを見れますね。
ミルワームもあげてますし、鶏むね肉、馬肉のミンチ、鶏頭の水煮、リンゴ、煮たサツマイモ、煮たニンジン、小松菜、キャットフード、コオロギですね。
キツネとかのイヌ科の動物で、イヌ科自体雑食の動物なので、煮たニンジンとか小松菜とかも残さずにほぼほぼ食べますね。
コオロギか鶏頭の水煮あたりは嗜好性は高いかなとは思います。馬肉はその次くらいかな。
キャットフードの方が、(ドッグフードより)タウリンなど栄養価が高くなっていたりするので。嗜好性の面でもドックフードよりも高いかもしれないです。
フェネック自体、結構鳴いてますね。「ワンワン」と鳴くこともありますが、表現しづらい鳴き声のときもあります。
「キャキャキャキャーン」みたいな感じですかね。(笑)
朝イチとか、明るい時間帯は鳴かないですね。
餌をあげるタイミングで、待ってるときに鳴いたりします。
フェネックたちは餌の時間(10時すぎとか)がわかっているので、扉の前でスタンバってガガガガってやってるときに鳴いてます。
尻尾を振るということは無いですかね。
警戒のときにシュンッて丸めているときはあります。
犬だったら撫でてあげたら喜んで尻尾を振るなどしますが、そもそもそういったことをしていないので喜んで(尻尾を振って)いる姿なども見ないですね。
展示開始…練習の時は、やっぱり警戒はしていましたね。
ただ、ガラス1枚あるということが彼らにはわかっているので、基本的にはもう警戒はしていなくて、手前のところで走り回ったりしていますね。
どちらかというと、アミが結構警戒心強くて、人が入ってくると巣箱の下にシュンッって入ってたりだとか、逃げはしないけど若干警戒して、奥の擬岩の上に上がっているときに縮こまって(ネコが威嚇するような背中を丸めて)、こっちをジーーーーッと見つめてくることはあります。
捕獲するときとかは警戒しますね。本当は体重測ったりしてみたいんですけど…。
認識はできてるとは思います。特に、何かしてくるということはないので警戒はしてない感じではあります。向こう(ガラスの内側)からはこちらが見えているので。
肉体的には力仕事などで大変だなと感じますが、好きでなった仕事なので辛い、大変だと思うことはありませんね。
やりがい自体は…フェネックとかは、ここ数年繁殖が上手くいっていないので、成功させるために餌を変えたりだとか、ブリーダーやフェネックの繁殖が上手くいっている方に話を聞いたりとか、フィーダーとかで動物の野生本来の動きをさせたりとか、ということについて「いかにさせるか」を考えることにやりがいを感じますね。
(次はSNSに送られてきた質問です。)
繁殖が上手くいっていたときと比べて、特に餌を変えたりとかはしていないですね。成功させるために試行錯誤はしてます。
(追加で質問しました。)
指定して入れているわけではないので、人によって気が向いたときや余裕あるときに入れていますね。
このくらいの太さ(ピンポン玉くらい)の竹に穴開けてミルワームを入れるだけなので、そんなに太いのものではないです。
竹を節ごとに切れば横に穴が開かないので、転がさないと側面の穴からミルワームが出てこないようにしています。
ミーアキャットとかは、常時ぶら下げています。
一応は見えてはいるはずです。
ツチブタのところを掃除していると結構目が合うので、見てはいると思うんですけど。それなりに年数が経っているので見慣れていると思います。
「隣にいるな」というのは感じていると思います。隣同士ぐらいだったら鳴き声自体も聞こえているとは思います。
ツチブタが一番楽で、一番時間がかかるのはコウモリですね。
餌を作ったりという点で、コウモリが一番頭数が多いので。歯石などのことを考えると餌は大きめの方がいいんですが、全員に行き渡らせるために細かく切るので時間がかかります。あと、コウモリは空腹の時間があるとまずいので、午後にバナナを追加したりなどもそのためです。
サーバルは楽ですね。ストックで肉を準備しておけばいいので。
フェネックも(餌の)種類が多いので時間がかかりますが、やっぱりコウモリですね。
お忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、ありがとうございました!
インタビュー日:2023年1月17日(火)
動物データベース:
フェネック
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)はこの3月、「【3月限定】春は学生が無料!学生限定イベント『キャンパスDAY』」を開催します。このイベントは、大学生(大学院生)・短大生・各種専門学校生・高校生を対象としたもので、学生であれば入園料や自然史博物館大型映像の観覧が無料になる期間限定の企画です。卒業生にはさらに追加特典があります!
私たちは、今年も『キャンパスDAY』イベントのポスター制作について協力させていただきました。この機会に、多くの学生のみなさんにのんほいパークを楽しんでいただけたらと考えています!
気温はエアコンで管理して、20~25℃で温度を管理。除湿…とかは、コウモリと同じですね。
特に変えていないです。
1年中本当に同じような気温で管理していますね。若干、夏場になれば暑く、冬になれば寒くなりますかね。
去年からではあるんですけど、試しにフィーダーを入れてみたりだとかして、採食の行動を若干変えています。
野生だったらシロアリのアリ塚を舌で崩して、巣穴に舌入れてしっかり食べるような食べ方をしているので、エサの容器に穴をあけて、そこから舌を入れて舐めとるようなフィーダーを試しています。
まだちょっと改良の余地ありかなっていうような(笑)…ちょっと難しいところですね。ですので、今のやっている工夫はフィーダー作りですね。
野生だと巣穴を掘って、日中は寝てるっていう感じなので、一応穴倉みたいなものを用意しています。
やっぱりここ(穴倉)の中で寝ている率が高いですかね。
たまに外で寝ていることもあって、仰向けになってへそ天みたいな感じで寝ているときもたまにありますね。お客さんから通報があったりします。よだれたらしたりとか、泡吹いてるのでって言われて、行ってみたらただ寝てるだけ(笑)とかたまにありますね。
穴掘りの動作だったりとか、あとは結構力が強いので爪とかも結構頑丈なので、立ち上がってこっちに寄りかかってきたりするときは野生動物だなって思います。
アリ塚崩すのに適してる爪とかもしているので、その辺は野性味があるのかなと。
特にはしていないです。
時々床のコンクリートを掘ったりしているので、それで一応削れてはいるみたいなのはあるかなと。
あげているものは、昆虫食用…昆虫食の動物たち用のペレットと、リーフイーター…葉物を食べているような動物たち専用のペレットを数種類混ぜたものと、粉ミルク…これは人間の粉ミルクです。あと、バナナと卵と食パンをお湯でふやかして、全部混ぜてペースト状にしたもの、それだけしかあげていないです。
そのペーストは全部混ざっているので、好き嫌いは正直わからないです。でも、あげると長い舌で舐めとって食べるので、そんな好き嫌い自体はあまりないのかなと。ガラスの方に(ご飯を)おいてあげているので、よーく見ると舌で舐めとっている姿が見えるので、そこら辺が観察ポイントにはなるのかなと思います。
あ、そうですね。寝起きと…あとは寝転がっているときに辛抱強く待ってもらえれば、見れるのかなあとは思いますね。自分もそんな何回もは見れていないので。ずっと(カメラを)構えていないと、なかなか撮れないですね。
職員全員、鳴き声自体は聞いたことがないですね。
実際ちょっと鳴くのかはわからないんですけど、鼻息はすごいですね(笑)。匂い嗅いでるときにも。
フシュフシュフシュですね。たまに長く吸ってるときとかあります。フシューーって(笑)っていうような感じですか。警戒したりとか、ちょっとパニックになったときも別段鳴くことはないですね。
この個体自体が人工哺育の個体なので、人に結構慣れてるっていうのもあるので、多分遊びたいっていうのが強いかなと思います。掃除道具とか持って入ると、掃除道具で遊び始めちゃう。結構邪魔しに来るような(笑)。
水流しとか始めると、なぜかテンションが凄く上がって走り回ったりとかもよくするんで、多分遊びたいんだとは思うんですけど。
多分、そこまでは…。
もしかしたら識別はしているのかもしれないですけど、別段この人だから行動するっていうのは見られないですかね。
入ってきた人はみんな良い人って思ってるのか、人工哺育の個体なんで、そこまで人間に対して悪い印象はないんじゃないかなとは思います。
性格…。性格だとまあ、やっぱり人工哺育の個体なので遊びたがりというのとか、人に懐いている個体ではあるので…。
人懐っこく、ちょっとやんちゃなところがやっぱりありますかね。
そうですね。一応穴掘りの動きっぽいのはしますね。で、ルーティーンみたいな感じでエサ皿とエサ皿の前に座るけど、そこからエサ皿を前足でかき寄せるっていう動作はあるので、もしかしたら野生の(アリ塚を)崩すあれにも似てるところはあるのかなあとは思います。絶対寄せるんで(笑)
一応、ある時も…ありますかね。
トイレとかした後とか結構掘ったりとか、あるにはありますかね。ちょうどトイレしてますけど、これを隠している。犬みたいな感じで後ろ足で。ご飯のタイミングで凄い掘ることはないんですけど、あ、(トイレの後で)今ちょうど掘っていますね。
まだやっていないですね。
ちょっとやってみたいんですけど、掃除が凄い大変になると思いますね。力が強いんので、ちょっとした容器だと破壊しかねない(笑)。体重も40、50kg…、50kgは無いかな。40kgくらいはありますので、まあ、それなりの力はあると思うので。筋肉の感触は結構(笑)。
ゴムマットみたいな感じですね。ちょっと弾力のある、短い毛の生えてるゴムマットみたいな。
結構堅めですね。ジョリジョリします。
(ここからはSNSに送られてきた質問です。)
亡くなったからといってそんな変化は、食欲がなくなったとかはあまりなかったですかね。
まだ案は出てないですかね。
そもそも数が少ないので、ちょっとまだそこら辺は検討中ですね。入れられる個体がいるのかどうかというのもあるので、スペース的には入れられる場所はあるんですけど、実際出産だったらもう一部屋くらいスペースが欲しいですね。
一応裏手に一部屋あるので、そこを改良すればいけるとは思うんですけど…お相手がいればいいんですけど。
そうですね。今、換気扇自体が止まっていてあまり匂いはしないと思うんですけど、昔は結構匂い強かったので、その匂いそのものなんですけど、中は(匂いが)強烈ですね(笑)。
ちょっと自分はムビリがいる時をあまり知らないので…雄特有の匂いっていうのはちょっとわからないですね。
アユミだけだけでも相当な匂いですね(笑)。
お忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、ありがとうございました!
インタビュー日:2023年1月17日(火)
動物データベース:
ツチブタ
一年中エアコンの管理で行っていて20°から25°くらいの設定で年間を通しています。
湿度自体は除湿加湿は特に行わずそのままの環境です。
群れで生活をしているので集団で休める場所を設けていることですね。止まり木であったり、皆で固まっていられる場所を多めに設けています。
外見です。
餌を食べている際に歯がちらっと見えるんですけど、結構鋭い歯をしているので「野生の動物なんだなぁ」と思いますね。
好きなものはバナナ、後、煮芋(煮たさつまいも)とかも結構好きですね。
一応、あげているものはバナナ、煮芋、煮たニンジン、リンゴ、オレンジをあげていて、プラスではちみつもかけてあげています。
かけていないときもたまにはあるんですけど、やっぱりかけている方が食いつきがいいですね(笑)
そうですね。生の芋は普通食べないと思いますが、嗜好性と言うか…天王寺動物園から来た子たちなので、天王寺動物園であげていた餌を参考にしています。
フルーツコウモリという別名があるくらいなので、基本的に果物とかが好きですね。
そうですね、基本バナナから食べにいきます。
バナナを皮ごと(吊るして)あげているのですが、熟していないもの、青かったり硬かったりすると結構残したりします。
後々食べはしますけど、多分剥くのに時間がかかるので、基本食べやすくて美味しいものから食べます。
熟しているとすぐ群がって食べ始めるのですが、硬いと反応が悪かったりするときもありますね。
結構、中で鳴いていて、鳴き声はキーキーといった感じです。
タイミングだと人が入ってきた際や餌をあげた瞬間に、テンションがあがったりするのかよく鳴きますね。
コンクリートの壁で作りが頑丈なので、外では聞きづらいです。
裏側に入って扉越しだととてもよく聞こえます。
そうですね。日本にいるコウモリもそうですけど、休む時も集団で一か所に集まって過ごす動物なので、基本的には多数で飼ってあげる方がコウモリ的には良いのかなぁと。
一応、洞(うろ)があるんですよ。(そこの)太い擬木なんですけど、真ん中に穴が開いていて、そこに集まったりします。
一番よく固まっているのは、奥のフェンスですね。
後は、見えづらいですが…壁沿いに集まったりします。
もう少し広い所であればできたりするのですが、事故の可能性がゼロではないので、今は考えていないですね。
ペットショップ等で国内で繁殖された個体は出回ったりしていて、手乗りもできないことはないと思います。
のんほいパークでは、園の方針でそういったことはやりません。
野生動物は野生動物としての暮らしがあるので、基本的にはあまり関与しない、ふれあいといった目的で触ったりしないですね。
背中にとまったりすることはたまにありますね。
後は、飛んでいる際に羽が当たることもあります。
お皿を持ってたりすると、「早くくれ」みたいな感じで周りに来たりしますが、触らせてくれたりとかはないですね。
防止のために、扉の手前にビニールシートがあるので、出れないようになっています。
今のところまだ一度も出て行ってないです(笑)
…だとは思います(笑)
バナナとかをあげたときもすぐ逃げたりはしないので、最近は慣れてきている感じはします。
天王寺動物園で2016年に生まれて7歳になる個体が何頭かいます。
寿命は20年ほどですなので、そこそこ若いですね。
見た目では正直分からないです(笑)
マイクロチップがついているので、捕獲して番号を照らし合わせて判別しています。赤ちゃんにはまだマイクロチップが付いていないので、今後つける予定です。
そうですね、動物園ではほとんどの動物にマイクロチップをつけています。
自分自身では取れない背中に着けています。
基本的に動物が取れない場所につけています。
(ここからはSNSに送られてきた質問です。)
あまり自信はありませんが25頭くらいですね。
天王寺動物園から20頭来てから、赤ちゃんが5頭ほど確認でき、最近もまた生まれたりしているので、25頭前後くらいかなぁと。
時期自体はわかりませんが、今後コウモリベビーは見れるかと思います。
基本お腹あたりに張り付いていますが、子供が大きくなると置いて餌を食べに行く事もあるので、手前の網に捕まったりしています。のんほいパークでの数え方は"頭"です。
そうですね、年中繁殖は行っています。
最初に確認できたのが5月で、最近では1~2カ月前に赤ちゃんを確認できたりしています。交尾もたまに見れます。
ちょっと例えようがないのですが、なんとも言えない匂いです(笑)動物の匂いなのですが、他とは少し違う匂いです。
ツチブタは少し強めです。
睾丸です、足の付け根あたりを見ていただければハッキリわかると思います。後、個体差はあるのですが、若干オスのほうが大きいです。
ちょっと下手ではあるんですが(笑)、飛び上がれます。
疲れているのかな、という個体は自力で石の方に登っていって、上にあがります。
餌自体は下に置いたりしますが、その場で食べずに、口に何個か咥えて上に移動して、上で食べたりします。
結構ちらかしながら食べるので、色々なところに餌が落ちてたりします(笑)
そうですね、展示場的に厳しいんですよね。
明るい時間帯だと奥の方に固まってしまって、顔を隠してしまうので見づらいかと思うんですけど、餌の時間が比較的見やすいかと思います。
複数バナナを置いてあげるのですが、なぜか分散せず1本のバナナに7,8頭くらいで固まって食べるので(笑)、ご飯タイムである10:00過ぎあたり、昼以降が顔を見やすいかと思います。
お忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、ありがとうございました!
インタビュー日:2023年1月17日(火)
動物データベース:
エジプトルーセットオオコウモリたち