今年ものんほいパーク盛り上げ隊!(三輪・山口プロジェクト)が主催させていただいた『撮っておき!のんほいフォトアワード2025』(第10回目)は、9月末をもって募集を締め切りました。多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
フォトアワード2025受賞作品については、特設サイトにて発表しています。ぜひご覧ください!
また機会がありましたら、ご応募いただければ幸いです。今後ともよろしくお願いします。
フォトアワード2025特設ページ

『撮っておき!のんほいフォトアワード2025』を開催します!今年ものんほいパーク盛り上げ隊!が主催させていただくことになりました。フォトアワードは今年で開催10回目を迎えます。これまで継続して開催できたのは、関係のみなさま、写真をお寄せいただいたみなさまのご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。今年も盛り上がるよう頑張っていきます!
撮っておき!のんほいフォトアワードは、メールアドレスさえあればどなたでもご応募いただけます!昨年と同じく、2026のんほいパーク公式カレンダー用写真の選出も同時に行います。みなさんのご応募をお待ちしております!
詳細につきましては、次の特設ページをご覧ください。

今年ものんほいプチフォトコンでは毎月のテーマを決めて写真募集を行っています。のんほいパーク盛り上げ隊!は月に一度、プチフォトコンに投稿された写真を用いて広報ポスターを作成し、のんほいパークの各エリアに掲示する(貼り替え)作業を行っています。ポスター用写真は、盛り上げ隊!メンバーで話し合って選定しています。
エリアポスターの掲示場所は以下のとおりです。のんほいパークを訪問された際には、ぜひご覧ください!
引き続き、プチフォトコンへの素敵な写真のご投稿をお待ちしております!

昨年11月より始まったラジオ番組「#盛り上げ隊!とのんほい語ろ」は、4月26日(土)に13代目盛り上げ隊!が担当する放送の最終回を迎え、無事に放送を終えることができました。番組運営を支えてくださったエフエム豊橋の皆様、スポンサーの皆様、励ましのメッセージをお寄せくださったリスナーの皆様には、心より感謝申し上げます。
2025年度は、経営学科3年・三輪ゼミ5名、山口ゼミ2名の計7名がのんほいパーク盛り上げ隊!(14代目)としてラジオ放送を引き継ぎます。
5月3日(土)から14代目による放送を開始しました。SNSを利用したテキストや写真・動画による情報発信に加え、「学生の生の声」でのんほいパークの魅力や旬の情報をお届けできるよう、試行錯誤しながらメンバー全員で番組づくりに取り組んでいます。
精一杯頑張ります!応援よろしくお願いします!!

■番組タイトル
#盛り上げ隊! と のんほい語ろ
■放送局
やしの実FM(84.3MHz)
■放送スタート
2024年11月9日(土)~ 2025年も元気に放送中!!
■放送サイクル
毎週土曜日 8:00~9:00
■放送形態
生放送
■スタッフィング
・パーソナリティ
豊橋創造大学 三輪ゼミ・山口ゼミ(のんほいパーク盛り上げ隊!)より毎回2名が出演
・ミキサー
同大学生1,2名が週替わりで担当
■番組紹介文
豊橋創造大学 経営学部の現役大学生が企画・出演・制作・PRまで番組づくりのすべてを手掛ける1時間!
豊橋総合動植物公園のんほいパークの魅力発信を続ける学生活動「のんほいパーク盛り上げ隊!」の取り組み報告を中心に、地元の現役大学生が「何を体験し、何を考えているか」を追求し、若いリスナーの“リアルな今の姿”を共有しながら、一歩先のカルチャー情報を教えてくれる生放送の情報バラエティ番組。
1993年、豊橋に開局したコミュニティラジオ放送局です。豊橋を中心に、東三河全域のフレッシュな情報を聴くことができる、地域密着型のラジオ局です。
お手持ちのラジオ(FM 84.3MHz)、アプリ「FMプラプラ」やWebページで聴くことができます。

屋外にいるフンボルトペンギンは、ペルーやチリなどの比較的暖かい地域に生息するペンギンです。日よけを設置したり、週に1回落水掃除を行ったりしています。
また、ペンギンのペアそれぞれに専用のお家を用意しています。部屋を余分に作ることで、喧嘩が起きた際に逃げ込める場所を確保しています。ただ、年に1回ほど、若いペンギンが高齢のペンギンのお家を乗っ取ろうとすることがあり、その際は対応が大変です。
お家には人工芝を敷いており、これにより足への負担を軽減しています。摩擦や傷から膿が生じ、「趾瘤症(しりゅうしょう)」という足の病気になりやすいのを防ぐための工夫です。
一方、屋内の極地ペンギンの環境では、月に1回照明を調整して南極の日照時間に合わせています。これにより、ペンギンたちは「繁殖期が来た」「換羽の時期だ」と本能的に感じ取ることができます。屋内では年に1回落水掃除を行い、それ以外は汚れた際に潜水掃除をしています。

ペンギンは約70羽飼育しており、1羽ずつ餌を与えるのは大変です。そのため、高齢個体や少し体が弱い個体には手渡しで餌を与え、何匹食べたかをしっかりチェックしています。その他の個体には餌を撒いて与えています。1回の食事で約5尾、1日では10尾程度の魚を食べます。
また、ペンギンは1年に1度「換羽」の時期があり、この時期は羽が抜け落ちるため、非常に体力を消耗します。換羽前には体力を蓄えるために普段以上に餌を食べ、体重が通常の1.5倍程度に増加します。人間に例えると、体重50キロの人が75キロになるようなイメージです。この時期には1回の食事で40尾ほど食べることもあります。時には食べ過ぎて「食滞」を起こす個体もいますが、基本的には無限に餌を食べ続けるような食欲を見せます。
どう思います?しそうですか?(笑)
噛まれます!わざとではなく、餌と間違えてですね。
ジェンツーペンギンは口ばしに餌を当てるとそのまま食べてくれますが、フンボルトペンギンはとても元気で、少しでも餌が上に見えるとジャンプして食べようとするため、間違えて手を噛まれることがあります。特にフンボルトペンギンは口ばしが尖っているので、噛まれるとかなり痛いです。
最近では、飼育員の近くにいると餌をもらいやすいことに気付いたようで、ペンギンたちの約半分が飼育員の周りに集まるようになりました。

一生懸命に愛を求める姿がとても可愛らしいです。好奇心旺盛なジェンツーペンギンは遊び方が上手で、その様子を見ているととても面白く感じます。
オウサマペンギンは結構おっとりしていて、喧嘩してるのもあんまり見たことがないです。イワトビに喧嘩を売られても紳士的なペンギン。常に愛を求めていてよくペアが変わるので、気づいたら三角関係とかあったりします。
フンボルトペンギンは、野生感が強くてあまり人に甘えない印象があります。野生感が強いと繁殖がうまくいきやすくて卵を産みやすいですけれど、人に慣れ過ぎると人に求愛しちゃう子もいます。
ジェンツーペンギンは本当に好奇心旺盛です。でもちょっとビビりなところもあって、掃除をしていると近づいてホースで遊びたがるけど、バケツを倒したりするとみんな逃げて行きます。野生でも研究者にも近づいたりするので、研究者が研究しやすいといういい点もあります。
イワトビペンギンは、まあ、気が強いですね。巣の取り合いとか、オスとメスが仲良くしていると思ったらメスに先にご飯をあげるとオスがメスに怒って「俺が先だ」と怒ったりします。
行動パターンは、オウサマペンギンは足の上で卵を抱きますが、他の種は巣をつくってその上に卵を産むスタイルです。

いま館内ではペンギンたちの音を拾うマイクをオンにしているので、ぜひ聞いてみてください。
オウサマペンギンは求愛する時に二羽ともくちばしを上にあげてお辞儀をするんですけど、その時に「クンクンクンクン」と鳴きます。
ジェンツーペンギンとかは、怒る時に「シャー」「ニャオー」と猫のような鳴き声で威嚇をするときもあります。
イワトビペンギンは「ピィー」「キュルキュル」。4種全然違う鳴き方をします。
基本変わります。オウサマペンギンはよく変わります、たまに親子で組んでしまうんですが、血統はよくないので、別れさせたりしています。
どのペンギンも増やしていいわけではなく、フンボルトペンギンとジェンツーペンギンはどこの園でも見られるぐらい数が増えているので、繁殖しすぎないように管理しています。
オウサマペンギンとイワトビペンギンは、全国でとても数が減っているので、どんどん増やしていこうとしています。

オウサマペンギンの振られてもずっと追いかける「一生懸命に愛を追い求める姿」は可愛いですね。
好奇心旺盛なジェンツーペンギンは遊び方が上手だなと思います。
ジェンツーペンギンはホースやバケツ、餌など、さまざまなもので遊びます。特に石を使った遊びが好きで、石をいろいろな場所に運んだり、お気に入りの石で遊んだりしています。時には石の取り合いが原因で喧嘩をすることもあります。
極地ペンギンは15:00にご飯をあげているのですが、その時のジェンツーペンギンのイルカ泳ぎに注目してほしいです。ジェンツーペンギンは泳ぐのが一番早いので見てもらえればなと思います。

このたびはお忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、貴重な情報を知ることができました。ありがとうございました!
インタビュー日:2024年12月12日(火)

基本的には室温が13℃~19℃、水温12~20℃に設定して管理をしています。
涼しい所に住む動物なので低めに設定しています。
ハズバンダリートレーニングを行って口の中を確認したり、採血を行ったりしています。
身体をなるべく触るようにしています。怪我をしているときに触ると嫌がるので触って確認してあげます。体重測定も行っています。もなかの体重は100kgぐらいあります。アザラシは意外と重たいんです(笑)寒いところで暮らす動物なので、脂肪がすごいんです。

三頭ともホッケ、イワシ、アジ、たまにイカをあげてます。
もなかはイカが一番大好きです。子供のしらたまはイカを食べ物と認識していなくて(笑)「何これ?」と吐き出しちゃいます。同じアジでも脂っこいアジや背びれに棘があったり硬いアジなどがあると、アザラシは一回吐き出します。結構好みがあります。
もなかとしらたまは好奇心旺盛です。茶々丸は神経質で、陸場に普段と違う物があったり、ちょっとガタンと音が鳴るとしばらく円柱から出てこないです。
新しいおもちゃを入れると、もなかとしらたまはすぐに近づいて遊ぶんですけど、茶々丸は遊ぶのにとても時間がかかります。

三頭とも1日三回トレーニングをしているんですけど、食い気があれば意欲的にやるし、食い気があんまりない時期はそんなに集中力がなかったりする時もあります。食い気があるのは換毛の時期で、その時期の前はいっぱい食べてエネルギーをつけなきゃいけないからいっぱい食べます。換毛中はそんなに食べないから時期によって違いがありますね。
三頭とも人を見ていて、もなかの場合は人によってはやらない指示とか、逆に先読みしてやっちゃうとか。頭がいいんです。
例えば、握手ってやると爪を出してくれるから(飼育員が)爪切るんですけど、びっくりしちゃう時があります。痛くはないけど「この人爪切り下手だから爪出すのやめよう」とか、ちゃんと人を見てます。人を覚える記憶力がありますね。

茶々丸はブイと消防ホースで出来たくらげ型のおもちゃ、もなかはロープのおもちゃ引き裂くのが楽しくてよく噛んでます。しらたまは赤いボールが好きで、浮いたり沈んだりするのがおもしろくてよく沈めています。回収するのがとても大変です。
ボールがまた上がってくるのを待つか、大きいアミですくうか。大変です(笑)
水中でも寝れるには寝れるんですけど、夜間は基本的に陸場に上がって、みんなお気に入りの場所で寝ています。茶々丸ならいかだの上、しらたまは円柱とプール通路の間のアクリル台、もなかは陸場で寝ます。大体一日6時間ぐらい寝ています。興奮していると2、3日寝ないこともあったりします。
エサをあげて終わりの合図をして、帰る時に後ろを向くと、エサを欲しそうに「くれよ~」と頭を振っている姿が面白いです。
13:10にエサやりがあるのでその時にアザラシの可愛い姿を見ていただけたらと思います。

→ 極地動物館エリア(3)に続きます!
インタビュー日:2024年12月12日(火)

クッキーは国内三番目の高齢個体なので、気温の変化には気を付けるようにしています。
夏場は暑さに弱いので上から散水してコンクリートの温度を下げたり、日よけを作ったり、外にある空調をつけて冷たい風を送っています。今年は室内にエアコンをつけて出入り自由の展示を行っています。

エアコンの温度は20℃に保つようにしています。本来はもっと温度を下げたほうがホッキョクグマにとってはよいのですが、外との温度差で体調を崩してしまうので、20℃ぐらいを目安にしています。冬も同様に室内を出入り自由にしています。
普段与えている餌は基本的に同じものですが、時折お客様から頂いた魚を与えることもあります 。
ホッキョクグマは、いつも与えているホッケやアジを好んで食べており、以前鮭を与えたことがありますが、食べてくれませんでした。
好きな食べ物は馬肉です。室内では、専用のペレットや白菜、ニンジン、りんごも与えていますが、ホッキョクグマは人間と同じように野菜が苦手な傾向があり、体調が優れない時には残すこともあります。
クッキーには1日2キログラムの馬肉と、あと魚も与えています。ちなみにキャンディには4キログラムの馬肉を与えていました。
放飼場に生えているイネ科の柔らかい草が好みです。
閉園後は、室内に入ってからはまずご飯を食べて、その後うつ伏せになって休んでから眠りにつきます。
いつも「おはよう」や「おやすみ」と声をかけるようにしています。近づくと、ご飯を欲しそうにこちら側をじっと見つめてきます(笑)
とても食いしん坊なので、ご飯をあげると上げただけ食べてしまいます。そのため、あげすぎないように注意しています。
また、トレーニングの一環として、飼育員がエサをあげながら人になれるように促しています。

正確に測ったことはありませんが、ホッキョクグマの睡眠時間は大体人間と同じくらいだと思われます。
室内を急に開けると寝ていることが多いですが、人が来るとすぐに立ち上がって起きます。
最近ではプールに入る頻度が減ってきていて、視力もあまり良くないため、餌を投げても全く違う方向に行ってしまうことがあります。特にプールの中ではさらに見えづらいようで、大変そうに感じることもあります。そのような場合は、近くで餌を与えるようにしています。
また、高齢のため硬い食べ物をあまり好まなくなっています。歯が抜けてしまこともあるため、ペレットをふやかすなど工夫して与えるように気を配っています。
クッキーはとても落ち着いていて穏やかな性格で、私が担当してから一度も怒っている姿を見たことがないほど、常に落ち着いています。お昼寝をしている姿もとても可愛らしいです。

また、上から餌やりをするときには、プールに頭を突っ込んで餌を探すので、上から見るとお尻しか見えません。その姿がまるでくまのプーさんのようで、とても可愛らしいです(笑)
基本的に餌やりは11時と14時30分に行っているので、その時間にお越しいただければ、近くで食事をしている姿をご覧いただけます。
また、他のクマと比べて顔の形や体のつくりが異なるので、ぜひ近くで観察してみてください。

→ 極地動物館エリア(2)に続きます!
インタビュー日:2024年12月12日(火)

バードエリア(1)からの続きです。
一番大事なのは相性です。
やはり弱い強い、大きい小さいもあるため、そのあたりを見極めてあげて部屋割りをしています。
そうですね。オスは縄張り意識が強い鳥が多いので、オス同士の組み合わせは難しいです。
オスとメスの組み合わせでも、時期を過ぎるとオスがメスを攻撃してしまう場合もあれば、メスの方が強いという場合もあります。
いろんなパターンがあるので、その種、その個で分けたりくっつけたりとしています。さっきまではよかったけど、1時間後に見に行ったら「あれっ?」ということもあり、飼育員が目を光らせています。

そうですね、季節ごとにあります。
いま(冬)でしたらオスのオシドリの飾り羽が見事です。彼らは繁殖のために綺麗に見せていて、そんな美しい姿を見られる時季もあります。
そうですね。いま野鳥・和鳥では「すり餌」というものを使っています。動物性のものを好む時季があるので、そのときは動物性のものを増やす、そうでないときは少な目にするなど、割合を変えたりしています。ミルワームの量も調整したりしています。
根気が必要です(笑)
見るときは、こちら側はとにかくジッとしているのがポイントです。
部屋全体をなんとなく見ていると鳥が動くため、一点でみるのではなく、全体で見ていると動いている鳥を見つけやすいです。
NG行為は、急な動きや大きな声を出すことですね。
アカモズは、いまは二か所、野鳥園(1羽)と、野鳥園前のトイレ横の小屋(1羽)にいます。
野鳥園の方は、手前が大きい部屋で奥が小さい部屋になっていますが、自由に行き来できるようにしています。脇から覗くと見えるときがあります。
現在は、越冬、つまり寒さを超えられるか試験的な目的もあって二か所で飼育しています。トイレの横の獣舎にはヒーターをつけて、野鳥園の方はヒーターなしにして飼育います。どちらのほうが過ごしやすいか、という試験的な飼育をしている段階です。
体調によって今後展示を中止してしまうかもしれませんが、今の時点では見ることは可能です。

野鳥・和鳥であれば、朝イチの方が割と動きが活発でおすすめです。午後になると日当たり加減もあって、鳥たちも枝に止まってジッとしていることが多いです。
季節は春と秋がおすすめです。渡りの時期でもありますし繁殖の時期でもあるからです。今の注目ポイントは、先ほども話したとおりオシドリの見事な飾り羽です。

このたびはお忙しいなかたくさんの質問にお答えいただき、貴重な情報を知ることができました。ありがとうございました!
インタビュー日:2024年12月12日(火)

それぞれ生息環境が違うので、種類にあった部屋の構造になっています。
例えばカワセミだったら、餌となる生きている魚(金魚)がいる池を用意したり、また、(捕食のために)狙いを定めやすい止まり木といった植栽など環境に合わせて設置しています。
一年中仕入れることができる金魚を飼育しており、オシドリのいる部屋は深めの池を設置しています。
異種の同居部屋にはそれぞれがケンカしないような場所に餌を食べられるところに設置しており、各部屋には止まりやすい枝や隠れやすい植栽を用意しています。
暑いのが苦手な鳥には日よけをしていたり、冷風扇で冷たい水を送っています。足を水に浸けて涼んでいる子もいます。のんほいパークは井戸水が湧いて出ていて、夏でも関係なく年中冷たい水を用意することができています。
寒さ対策ですが、豊橋は風が強いので風除けやヒーターをつけています(大型のインコ、小型のインコ)。

部屋ごとに長靴を履き変えています。また、長靴の底を消毒できる足踏み槽を用意しています。
フクロウについては檻が二重の網になっていて、野鳥などの糞が入らないようにしています。
動物園側として安全対策を講じており、来園者との離隔距離も十分確保していますので、普通に来園して過ごしていただけたらと思います。
・ホンドフクロウ
とても繊細で人になつきにくく、なかなかホンドフクロウを腕に添えるというのは他園では見られないと思います。
毎日掃除やえさやりをしにホンドフクロウ舎に入りますが、必ずと言っていいほどみんなバタバタ・・・と。とても繊細だと思います。
おでんは、当時の飼育員の方が腕に乗せて落ち着かせるというのを繰り返し行った結果として慣れたようです。

・シロフクロウ
2羽いますが、ホンドフクロウと比べると堂々としています。エサや掃除のために檻に入っても、ちょっと避けるだけでジーとこっちの方を見ていて、どんとしていますね。

・メンフクロウ
しらたきはとても素直で、「あ、今こんな感じかな?」というのがわかりやすい性格をしています。

・ベンガルワシミミズク
がんもは身体も大きく、割りと強気で来ます。

・オオコノハズク、アオバズク
それぞれ同じ部屋に同居していますが、自分たちの定位置が大体決まっていて、お互い関与せずうまく同居できています。お互い優しい性格で、どちらかというとアオハズクの方が控えめな性格です。

しらたきだけは室内に入り、リードを外して自由にゲージの中で過ごしています。
がんもとおでんはレッサーパンダ舎の裏のところ(建物)の個室にいます。上に屋根があって止まるところもあり、まだ準備の段階ではありますが、しらたきと同様に部屋に帰ったらある程度自由が効く方向に持っていく予定です。
夕暮れから暗くなっていくと活発になっていきます。鳴き声も聞こえるようになり、餌も夜に食べます。
シロフクロウの場合は夕方の閉園間際ぐらいに餌をあげていますので、その時間には食事の様子を見られることがあります。シロフクロウには白いマウスとウズラのヒナの2種類をあげていますが、マウスの方が好きらしく、用意するとすぐに食べてます。日中はご飯を食べないですね。
動物によってやはりカメラを向けられることが好きではない子もいます。あとタイミングなどもありますね。飼育員でも、SNSのために撮影しようとしてそっぽを向かれることがあります。決してその撮る人のことを嫌っているわけではないと思います(笑)
みなさん気になるところですよね。検討します!
バックヤードは写真映えするような場所ではないので(笑)でも、鳥インフルエンザの期間も長いですし、「元気ですよ」ということを伝える意味でフクロウたちの様子をアップしていくのも飼育員の仕事だと思いますので、飼育員グループ内で検討させていただきます!
みんな(飼育員グループ)に聞いたんですけど、フクロウ団子ですね。特に、5羽いるホンドフクロウが上の方でくっついて団子になっている様子で可愛いです。
あとはシロフクロウの足水ですね。夏場にさりげなく涼んでいる可愛らしい姿がおすすめポイントです。
やはりナイトZOOの時間帯がおすすめです。
今年はフクロウのガイドをしましたが、フクロウの活発な姿を見られたり、全部で5羽いるアオバズクとオオコノハズクの姿を一度に確認できたりと、なかなかレアな時間帯です!
ホンドフクロウも5羽の姿も確認できます。1羽だけ高齢のフクロウがいて、ほぼ飛べないため下にいることが多いのですが、下の木株にいるかお客さんの目の前にいたりして、見つける楽しみもあります。

→ バードエリア(2)に続きます!
インタビュー日:2024年12月12日(火)
のんほいパーク開園70周年にあたる今年、のんほいパーク盛り上げ隊!は3年ぶりに『のんほい想い出写真館』を開催させていただくことになりました(後援:豊橋市)。
本企画は、『のんほいパークの動物たちの姿を、未来の子供たちに残したい』という思いから考えました。これまで生命(いのち)を繋いでくれた動物たちに感謝の気持ちを込めて、また、これから先の未来を生きる動物たちへの応援の気持ちを込めて、豊橋総合動植物公園の開園から今日に至るまでの動物たちの想い出の写真を募集し、誰でもいつでも過去を振り返ることができるように展示します(募集期間:2024年12月20日~2025年2月28日)。
詳しくは「のんほい想い出写真館 特設サイト」をご覧ください。みなさまからのご応募を心よりお待ちしております!
