飼育員さんにインタビュー
極地エリア(ペンギン編02)
Q:
ペンギンでも訓練すれば芸を覚えるようになりますか?
A:
この園ではやっていないですが、餌で釣れば簡単な芸ならできるようになると思います。
Q:
ペンギンは飼育員さんと他の人の識別はできますか?たとえば、飼育員さんと似たようなツナギを着て、ガラスに近づいたら寄ってくるようなことはありますか?
A:
ペンギンも人の違いを覚えることができますが、基本的には餌を持っているかいないかで判断します。餌の入ったバケツと餌の時間帯(腹時計)で識別しているのだと思います。
また、似たような色の服を着ていても、飼育員以外に特別に寄っていくことはあまり無いと思います。ペットのような反応とは違いますが、ある程度は「懐く」のだと思いますよ。
(たまたま食事タイムに遭遇したことがあったのですが、飼育員さん、ペンギンたちにモテモテでした。)
Q:
外にいるペンギンは真夏の暑い日に見に行っても元気ですか?また、暑い日が平気だとしたら、冬の寒い日はどうですか?
A:
外の水槽にいるフンボルトペンギンは、チリやペルーといった比較的暖かい国が原産国のペンギンです。
なので、寒すぎるときは少し元気がなくなりますね。だからといって、暑い日なら元気かというと、実はペンギンも熱中症にかかることがあるので、暑すぎる日もまた元気がなくなります。
(このインタビューは夏に行ったので、フンボルト君たちの水槽の上には日よけが出ていました。)
Q:
最後に、極地エリアの動物たちの元気な時間帯や、活発に活動している時間帯を教えてください。
A:
ペンギンの場合は、餌の時間である12時と16時頃が元気です。あと、15時過ぎから活発になるので写真を撮るならこの時間帯がオススメです。
(お忙しいところ、貴重なお話をありがとうございました!!)