ライオン・アムールトラ

Q:
掃除や餌やりの時に危険を感じたことはありますか?

A:
基本的に動物が入って来れないようにロックしてあるので安全です。近寄ると檻の中から爪が出てきたりするので、適度な距離を保つことと、カギを閉め忘れないことがが大事です。ライオンやトラがじゃれてるつもりでも、力が強いので命にかかわります。

アムールトラ01

Q:
エサは何を食べていますか?

A:
主に馬肉とニワトリをやっていて、すべて生肉です。肉以外は食べさせていません。オスのライオン(ハヤテ)が5キロ、メスのライオン(オト)は3キロ、メスのトラが4キロも食べています。

Q:
(インタビュー中にライオンが寄ってきた為)ライオンが近くに来ているのは懐いているからですか?

A:
飼育員の服を着ていると寄ってくると思います。他の飼育係が通っても反応したりしますので。あとはお腹が空いていたりして、中に入りたいからだと思います。動物がウロウロしている時は部屋に入りたい時です。夕方の収容前が一番活発に動いています。

Q:
やりがいを感じる時はどんな時ですか?

A:
個人的には、赤ちゃんが生まれた時が一番やりがいを感じます。しかし、トラとライオンは今のところ子供が生まれる予定はありません。ライオンは群れで生活する習性がありますが、群れで飼うのは大変です。ここ(豊橋)ではペアが限界です。

ライオン01

Q:
今年(平成25年)は台風が多かったが、動物たちはおびえたりしましたか?
A:
雨が降ると部屋に戻りたがるが、おびえたりはしません。

Q:
ライオンもネコ科なのでマタタビに反応したりしますか?
A:
のんほいパークのトラ、ライオンで試したことはないが、反応はするみたいです。いつか試してみたいと思っています。

Q:
寒さ対策などはしているんですか?(インタビュー時11月)
A:
本当は野生で外にいる動物ですが、冬などは雨に打たれて寒そうだったり、震えていたりしたら部屋にいれてあげます。部屋の中には特にヒーター等は入れていませんが、ライオンは体が強いのでほとんど大丈夫です。
また、ここのトラは寒いところに住むアムールトラだから寒さは大丈夫です。逆に夏場はつらそうで、暑いときは水につかります。11月の頭にも水につかっていました。夏はかわいそうで、部屋にいる時は扇風機を回しています。

お忙しいところ、ありがとうございました!!


インタビュー日:平成25年11月28日(木)